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空缶
ふりがな文庫
“空缶”のいろいろな読み方と例文
旧字:
空罐
読み方
割合
あきかん
90.9%
あきくわん
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あきかん
(逆引き)
認識への道の下にある、心を型どった池の中にはおたま
杓子
(
じゃくし
)
がうようよいて、
空缶
(
あきかん
)
にいっぱいすくって帰って来たものだ。
落合町山川記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
彼の好きな「
乾盃
(
かんぱい
)
の歌」だ。するとラツールも笑って、口笛にあわせて
空缶
(
あきかん
)
のお尻を木片でにぎやかにたたきだした。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
空缶(あきかん)の例文をもっと
(10作品)
見る
あきくわん
(逆引き)
頭のなかは
空缶
(
あきくわん
)
のやうに
空
(
から
)
つぽだつたから、演説は一言一句その儘に入つて往つたが、几帳面な汽車の時間表は、首相の演説にも少しも
容捨
(
ようしや
)
はしなかつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
タフト氏はぶつ/\
呟
(
ぼや
)
きながら、動物園の獣のやうに大きな顔を列車の窓から出して、
其辺
(
そこら
)
を見まはしたが、ビスケツトの
空缶
(
あきくわん
)
のやうな
小
(
ち
)
つぽけな
停車場
(
ていしやぢやう
)
には
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
空缶(あきくわん)の例文をもっと
(1作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
缶
常用漢字
中学
部首:⽸
6画
“空缶”の関連語
罐
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
“空缶”のふりがなが多い著者
蒲原有明
薄田泣菫
海野十三
林芙美子
山本周五郎
夏目漱石
泉鏡花