“あきかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
空罐45.8%
空缶41.7%
空鑵12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諸君自身のもっと高い緯度の地帯を探険したまえ——もし必要なら、食いつなぐべき保存食肉を船につんで、そして目印しに空罐あきかんを山と積みたまえ。
彼の好きな「乾盃かんぱいの歌」だ。するとラツールも笑って、口笛にあわせて空缶あきかんのお尻を木片でにぎやかにたたきだした。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
手には空鑵あきかんをさげて、黒い土をほじくっていた。みみずは百もんめ掘れば、いくらになるとか、またどこかで聞いて来たのだろう。
魚の序文 (新字新仮名) / 林芙美子(著)