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乾盃
ふりがな文庫
“乾盃”の読み方と例文
読み方
割合
かんぱい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんぱい
(逆引き)
三人も、おそるおそる店の
片隅
(
かたすみ
)
に腰をおろして、欠けた茶碗を持ち無言で
乾盃
(
かんぱい
)
して、少し酔って来たので口も軽くなり
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
彼の好きな「
乾盃
(
かんぱい
)
の歌」だ。するとラツールも笑って、口笛にあわせて
空缶
(
あきかん
)
のお尻を木片でにぎやかにたたきだした。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
旧弊な家風に反抗し、
頑迷
(
がんめい
)
冷酷な義父と戦い、自由を求めて再び大学へ帰って来た、真実の友、正義潔白の王子として
接吻
(
せっぷん
)
、
乾盃
(
かんぱい
)
の雨を浴びるでしょう。
新ハムレット
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
乾盃(かんぱい)の例文をもっと
(4作品)
見る
“乾盃”の意味
《名詞》
盃に注がれた酒を飲みほすこと。
(出典:Wiktionary)
乾
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
盃
漢検準1級
部首:⽫
9画
“乾盃”で始まる語句
乾盃々々
検索の候補
乾盃々々
“乾盃”のふりがなが多い著者
太宰治
海野十三