“かんぱい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カンパイ
語句割合
感佩59.1%
乾杯18.2%
乾盃18.2%
環佩4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
感佩かんぱいいたしましてござりまする! ……ご子息の貴所様におかれましても、敵の将卒多く討ちとり、ここにてご生害しょうがいと見申した。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その夕方、旅なかまは、大きなはちにいっぱい、くだもののお酒のポンスをこしらえて来て、それでは大いに愉快にやって、ひとつ王女殿下の健康をいわって乾杯かんぱいしようといいました。
彼の好きな「乾盃かんぱいの歌」だ。するとラツールも笑って、口笛にあわせて空缶あきかんのお尻を木片でにぎやかにたたきだした。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
南子は絺帷ちいうす葛布くずぬのの垂れぎぬ)の後に在って孔子を引見する。孔子の北面稽首ほくめんけいしゅの礼に対し、南子が再拝してこたえると、夫人の身に着けた環佩かんぱい璆然きゅうぜんとして鳴ったとある。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)