『旅なかま』
かわいそうなヨハンネスは、おとうさんがひどくわずらって、きょうあすも知れないほどでしたから、もうかなしみのなかにしずみきっていました。せまいへやのなかには、ふたりのほかに人もいません。テーブルの上のランプは、いまにも消えそうにまばたきしてい …
| 著者 | ハンス・クリスチャン・アンデルセン |
| 翻訳者 | 楠山正雄 |
| ジャンル | 文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学 |
| 原題 | REJSEKAMMERATEN |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約48分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約1時間19分(300文字/分) |