“金髪”のいろいろな読み方と例文
旧字:金髮
読み方割合
きんぱつ72.7%
ブロンド27.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ああ、そうそう、金髪きんぱつでした。そういおうと思っていて、うっかり、まちがったことをいってしまいました。」
名なし指物語 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
でも、ヨハンネスは、大じょうぶ、うまくやってみせますといって、くつと上着のちりをはらって、顔と手足をあらって、みごとな金髪きんぱつにくしを入れました。
私達の隣のテエブルには、地図で見ると上の端のほうに当る国から来たらしい二人の青年が、皮肉な眼をして「金髪ブロンド」を飲んでいた。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
丁度その時、まるきり珈琲沸しに頭巾をかぶせたやうな、背の低い老婆が二人の令嬢——一人は金髪ブロンドで一人は栗色髪ブリュネットの——と一緒に入つて来た。