“生害”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうがい80.0%
しやうがい10.0%
シヤウガイ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「二日二た晩に及ぶ折檻の後、奥様には、よくよく思い定めたものと相見え、昨夜、——深更、見事に生害しょうがいしてお果てなされた」
殺し置き自儘じまゝ生害しやうがいなすと云は天下の大法知ぬに武士ぶしたる者の爲こと成ず依て暫時しばらくとゞまあけるを待ち奉行所ぶぎやうしよへ名乘て出て相應さうおうなる處分しよぶんを受るが至當したうなれば先其やいば
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ヌル二十八日、甲館落去、勝頼殿ニハ生害シヤウガイアリ。一門ノ面々ニモ或ハジユンジ或ハ降人トナリ、甲州中府スデニ定マル。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)