“刄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やいば57.1%
34.7%
じん2.0%
はもの2.0%
2.0%
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言いつつすっぽりとおもてを包んで、京弥を後ろに随えると、不敵にも懐手をやったまま、やいばの林目がけてすいすいと歩み近づきました。
打製石斧 打製石斧だせいせきふ通例つうれいながさ三寸計りにして、其形状そのけいぜうは長方形、橢圓形、分銅形等なり。は一端に在る事有り、兩端れうたんに在る事有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
今度はドルシエエル君の指揮のもとに第二回の決戦が開かれ、たがひに巧妙な突撃と迅速な回避とを交換して第一回にも優る猛烈な戦闘を続けて居るうち、マス君は右腕うわんに二回迄敵じんを受けた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
是れは何も馬が多助のかたきを取ったという訳ではございません、馬は鼻の先へ閃めくはものの光りに驚いてね出し、おえいを引倒し丹三郎を噛殺すような訳になるも天のにくしみで
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
これが非常ひじやう有効ゆうかうであつたので、(勿論もちろん先輩中せんぱいちうすで小萬鍬せうまんぐわもちゐてひとつたさうだが、それは三ぼんづめの、きはめてせうなるものまへ鍛冶屋かじやに四ほん大形おほがたのを別誂べつあつらへするなど
夫おあねさとりしより、自分のきりもの着物をうり、其銭をもち大坂にくだり、其悪もの二人をあいてに死ぬるかくごにて、ものふところにしてけんくわ喧嘩致し