“兩刄”の読み方と例文
読み方割合
もろは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仕事場のフイゴの傍で、兩刄（もろは）の得物で、背中から突かれて、グウとも言はずに死んだらしい。——顏見知りの者でもなきや、後ろへ廻つて、背中を突かれるのを、默つて居る筈はない。
銭形平次捕物控：318 敵の娘 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
アカイア軍勢一團となりて利劍を、兩刄（もろは）ある
イーリアス：03 イーリアス (旧字旧仮名) ／ ホーマー(著)