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もろは
ふりがな文庫
“もろは”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
モロハ
語句
割合
両刃
25.9%
双刃
18.5%
諸葉
14.8%
兩刄
7.4%
諸羽
7.4%
雙刄
3.7%
両葉
3.7%
兩羽
3.7%
双葉
3.7%
諸刃
3.7%
諸翼
3.7%
雙葉
3.7%
▼ 他 9 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両刃
(逆引き)
けれどもKは、そのことを見抜いたと信じたばかりでなく、モンターク嬢がひとつの巧妙な、確かに
両刃
(
もろは
)
とも言うべき手段を選んだことを、見抜いた。
審判
(新字新仮名)
/
フランツ・カフカ
(著)
もろは(両刃)の例文をもっと
(7作品)
見る
双刃
(逆引き)
平生同氏が机上にて使用していた鋭利な英国製
双刃
(
もろは
)
の紙切ナイフを以て、真正面より心臓部を刺貫され絶命している事が、今朝十時頃に到って発見された。
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
もろは(双刃)の例文をもっと
(5作品)
見る
諸葉
(逆引き)
いち早く
諸葉
(
もろは
)
ふるひし梅が枝に雀がとまり雨のコスモス
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
もろは(諸葉)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
兩刄
(逆引き)
アカイア軍勢一團となりて利劍を、
兩刄
(
もろは
)
ある
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
もろは(兩刄)の例文をもっと
(2作品)
見る
諸羽
(逆引き)
諸羽
(
もろは
)
うちふる鷄は
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
もろは(諸羽)の例文をもっと
(2作品)
見る
雙刄
(逆引き)
手品師や輕業師の使ふ、
雙刄
(
もろは
)
の刀——あの宙に投げてお手玉に取つたり、
床
(
ゆか
)
の上に突つ立てたり、見物の前で呑んで見せたりする、物凄い刀だつたのです。
銭形平次捕物控:013 美女を洗ひ出す
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
半月に一人、一と月に一人、
雙刄
(
もろは
)
の刀で背後から、突殺された死體が、引續きこの界隈で發見されたのです。
銭形平次捕物控:013 美女を洗ひ出す
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
もろは(雙刄)の例文をもっと
(1作品)
見る
両葉
(逆引き)
片葉蘆
(
かたはのあし
)
按ずるに
都
(
すべ
)
て難波は川々多し淀川其中の首たり其岸に蘆
生繁
(
おいしげり
)
て
両葉
(
もろは
)
に出たるも水の流れ早きにより随ふてみな
片葉
(
かたは
)
の如く昼夜たへず動く終に其性を
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
もろは(両葉)の例文をもっと
(1作品)
見る
兩羽
(逆引き)
兩羽
(
もろは
)
鋭どくあまがける
天地有情
(旧字旧仮名)
/
土井晩翠
(著)
もろは(兩羽)の例文をもっと
(1作品)
見る
双葉
(逆引き)
殼
(
から
)
の
双葉
(
もろは
)
に
晶玉
(
しやうぎよく
)
を
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
もろは(双葉)の例文をもっと
(1作品)
見る
諸刃
(逆引き)
半七は身支度をして、亀吉と一緒に出てゆくと、師走二十九日のあかつきの風は、
諸刃
(
もろは
)
の大きい
剣
(
つるぎ
)
で
薙
(
な
)
ぎ倒そうとするように吹き払って来た。ふたりは
眼口
(
めくち
)
をふさいで転げるようにあるいた。
半七捕物帳:17 三河万歳
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
もろは(諸刃)の例文をもっと
(1作品)
見る
諸翼
(逆引き)
鼻の
隆
(
たか
)
いのが、……段の上からと、廊下からと、二ヶ処の電燈のせいか、その怪しい影を、やっぱり
諸翼
(
もろは
)
のごとく、両方の壁に映しながら、ふらりと来て、
朦朧
(
もうろう
)
と映ったが、近づくと
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
もろは(諸翼)の例文をもっと
(1作品)
見る
雙葉
(逆引き)
いつしか夏も
夕影
(
ゆふかげ
)
の、葉風すゞしき
庭面
(
にはおも
)
にかろく、浮きたるそのすがた。
黒地
(
くろぢ
)
に
斑
(
まだら
)
しろかねの、
雙葉
(
もろは
)
を風にうちまかせ花ある
方
(
かた
)
をたづね顏。
北村透谷詩集
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
もろは(雙葉)の例文をもっと
(1作品)
見る
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