“諸羽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もろは66.7%
もろはね33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きしうへあつまつた一たいは、それこそ滑稽こつけい觀物みものでした——とり諸羽もろは泥塗どろまみれに、動物けもの毛皮もうひ毛皮もうひ膠着くツつかんばかりに全濡びしよぬれになり、しづくがたら/\ちるのでからだよこひねつて
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
諸羽もろはうちふる鷄は
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
諸羽もろはねつと、ひらりと舞上る時、緋牡丹の花の影が、雪のうなじに、ぼっとみて薄紅うすくれないがさした。そのまま山のを、高く森のこずえにかくれたのであった。
灯明之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)