“諸翼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もろつばさ50.0%
もろは50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開(ひら)いたが、飛(と)びはしない、で、ばさりと諸翼(もろつばさ)搏(はう)つと斉(ひと)しく、俯向(うつむ)けに頸(くび)を伸(の)ばして、あの長(なが)い嘴(くちばし)が、水(みづ)の面(も)へ衝(つ)と届(とゞ)くや否(いな)や、小船(こぶね)がすら/\と動(うご)きはじめて、音(おと)もなく漕(こ)いで出(で)る。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
鼻の隆(たか)いのが、……段の上からと、廊下からと、二ヶ処の電燈のせいか、その怪しい影を、やっぱり諸翼(もろは)のごとく、両方の壁に映しながら、ふらりと来て、朦朧(もうろう)と映ったが、近づくと
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)