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小船
ふりがな文庫
“小船”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こぶね
75.0%
をぶね
10.0%
はしけ
5.0%
サンパン
5.0%
ボート
5.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こぶね
(逆引き)
成程
(
なるほど
)
、島を越した向う岸の
萩
(
はぎ
)
の根に、一人乗るほどの
小船
(
こぶね
)
が見える。
中洲
(
なかず
)
の島で、
納涼
(
すずみ
)
ながら酒宴をする時、
母屋
(
おもや
)
から料理を運ぶ
通船
(
かよいぶね
)
である。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
小船(こぶね)の例文をもっと
(15作品)
見る
をぶね
(逆引き)
伊勢人の波の上漕ぐ
小船
(
をぶね
)
にもうきめは刈らで乗らましものを
源氏物語:12 須磨
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
小船(をぶね)の例文をもっと
(2作品)
見る
はしけ
(逆引き)
やがて
碇
(
いかり
)
を下ろしたとみえ、ゆたかに海上へ漂った。と
小船
(
はしけ
)
が無数に下ろされ、それが一斉に岸へ向かって、さながら矢のように漕ぎ寄せられた。と、ヒラヒラと人が下りた。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
小船(はしけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
サンパン
(逆引き)
翌
朝
(
てう
)
早く起きて
舷
(
ふなばた
)
に
凭
(
よ
)
つて居ると、数艘の
小船
(
サンパン
)
に分乗して
昨夜
(
ゆうべ
)
出掛けた下級船員の大部分が日本娼婦に見送られ
乍
(
なが
)
ら
続続
(
ぞくぞく
)
帰つて来る。
須臾
(
しゆゆ
)
にして異様な
莫斯綸
(
もすりん
)
友染と天草言葉とが
我
(
わが
)
船に満ちた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
小船(サンパン)の例文をもっと
(1作品)
見る
ボート
(逆引き)
まず
舵
(
かじ
)
は大丈夫使える。船底はかなり
傷
(
いた
)
んではいるが、水のもれる心配はまずない。帆は完全といってもよい位に保存されている。
小船
(
ボート
)
も
頑強
(
がんきょう
)
な奴が積んであり、難船の時の用意も出来ている。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
小船(ボート)の例文をもっと
(1作品)
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小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
“小船”で始まる語句
小船渡
小船町
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“小船”のふりがなが多い著者
与謝野寛
泉鏡太郎
鈴木三重吉
泉鏡花
長塚節
上田敏
紫式部
与謝野晶子
楠山正雄
夏目漱石