“小早船”の読み方と例文
読み方割合
こばや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小早船こばやといっているポルトガルの飛脚船で、大筒を四梃すえているのが、ありありと見えた。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
小早船こばやは、はるかむこうへ離れて行ったが、まだ帆影が見える。あまり早く消すと、また焼きにくるかもしれない。小早船の帆影が波の下に沈んだところで消し方にかかった。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
小早船こばやじゃ、かなわねえ」
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)