“こばや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小早船50.0%
小早50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小早船こばやといっているポルトガルの飛脚船で、大筒を四梃すえているのが、ありありと見えた。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
小早船こばやは、はるかむこうへ離れて行ったが、まだ帆影が見える。あまり早く消すと、また焼きにくるかもしれない。小早船の帆影が波の下に沈んだところで消し方にかかった。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
小早船こばやじゃ、かなわねえ」
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
まもなく、東街道口の新関しんぜき柵門さくもんと番所小屋が見えてきた。たたたたと、同勢小早こばやめに足なみをはやめて、そこの前にさしかかると
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)