“頑強”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がんきょう93.0%
かたくな2.3%
がんきよう2.3%
ぐわんきやう2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも頑強がんきょうなときわ葉で光線をさえぎり、それらトド松の間に散在する濶葉樹に対してたけだけしい勢いで対峙たいじし、圧迫していた。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
嘉三と呼ばれたその男は、そう云われても頑強かたくなに、頭領がいると叫ぶのであった。
それで大地震だいぢしん出會であつて容易よういいくらかの傾斜けいしやをなしても、それがためにくさびはじめてしてることになり、其位置そのいちおい構造物こうぞうぶつ一層いつそうかたむかんとするのに頑強がんきよう抵抗ていこうするにあるのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
頑強ぐわんきやうさうな南瓜顏も、なんとなく喰へさうもない人間でした。