“頑丈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がんじょう88.5%
ぐわんぢやう8.8%
ぐわんぜう0.9%
がんじやう0.9%
ぐゎんぢゃう0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ、さっきは、瓔珞の頑丈がんじょうをたよって不覚をとったが、こんどは、果心居士かしんこじ相伝そうでん浮体ふたいの法をじゅうぶんにおこなっているためだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平次とガラ八が一と骨折つて頑丈ぐわんぢやうなフイゴこはしました。中から出たのは、ザクザクと眞新しい小判、ざつと小千兩もあるでせう。
日本にほんでも徳川柳營とくがはりうえいにおいて、いつのころからか『地震ぢしん』としやうして、はめて頑丈ぐわんぜうな一しつをつくり、地震ぢしんさいげこむことをかんがへ、安政大震あんせいだいしんのち
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
先生せんせい束髪そくはつつた、いろくろい、なりのひく頑丈がんじやうな、でく/\ふとつた婦人をんなかたで、わたしがさういふとかほあかうした。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
黒い繻子しゅすのみじかい三角マントを着てゐたものもあった。むやみにせいが高くて頑丈ぐゎんぢゃうさうな曲った脚に脚絆きゃはんをぐるぐるいてゐる人もあった。
花椰菜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)