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諸々
ふりがな文庫
“諸々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もろもろ
92.0%
もろ/\
8.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もろもろ
(逆引き)
人間の姿を
諸々
(
もろもろ
)
の幽霊から本当に絶縁しようという大事な根本的な態度を忘れ、多くは枝葉に
就
(
つい
)
て考える時間が多いのではないかと思う。
デカダン文学論
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
各人のうちに存在しながら人生の
喧騒
(
けんそう
)
のために聞き漏らされてる、
諸々
(
もろもろ
)
の神秘な力の一世界を、彼はこれまでにない繊細な官能で感得した。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
諸々(もろもろ)の例文をもっと
(23作品)
見る
もろ/\
(逆引き)
私の心はいつか又、今の
諸々
(
もろ/\
)
の美しい制度、美しい道徳をその儘長く我々の子孫に傳へる爲には、何れだけの夥しい犧牲を作らねばならぬかといふ事に移つて行つた。
歌のいろ/\
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
実に夢幻泡沫で
実
(
じつ
)
なきものと云って、実は
真
(
まこと
)
に無いものじゃ、世の人は此の
理
(
り
)
を
識
(
し
)
らんによって
諸々
(
もろ/\
)
の
貪慾執心
(
どんよくしゅうしん
)
が深くなって
名聞利養
(
みょうもんりよう
)
に心を
焦
(
いら
)
って
貪
(
むさぼ
)
らんとする、是らは只
今生
(
こんじょう
)
の事のみを
慮
(
おもんぱか
)
り
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
諸々(もろ/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
諸
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
々
3画
“諸々”で始まる語句
諸々方々
“諸々”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
ヴィクトル・ユゴー
亀井勝一郎
内村鑑三
中里介山
ロマン・ロラン
パウル・トーマス・マン
高浜虚子
三遊亭円朝
福沢諭吉