“ふたば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二葉44.8%
双葉20.7%
17.2%
嫩葉17.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
在野政治家の勢力を二葉ふたばのうちに摘み取って、斧を用いてもなお且つ及ばざる危険に到ることを予防する目的であったのである。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
今まさに、それは甘い大水に呑まれかゝつてゐる——双葉ふたばは水に沈みつゝある——甘美な毒が、その双葉を腐らせつゝある。
ふたば会全員で押し出した事も再三ならずあった。堂ヶ嶋の宿では、「佐々木高綱」が演ぜられた。
解説 趣味を通じての先生 (新字新仮名) / 額田六福(著)
嫩葉ふたばから花を見るまでにするには、風雨の朝夕、子を育てるような細心の注意と愛がなければ、などともいって
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)