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双葉
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ふたば
ふりがな文庫
“
双葉
(
ふたば
)” の例文
旧字:
雙葉
それは爽やかな快活なみどり色で、彼の聯想は白く割れた種子を
裂開
(
きりひら
)
いて突出した豆の
双葉
(
ふたば
)
の芽を、ありありと思ひ浮べさせた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
今まさに、それは甘い大水に呑まれかゝつてゐる——
双葉
(
ふたば
)
は水に沈みつゝある——甘美な毒が、その双葉を腐らせつゝある。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
彼の「センダンは
双葉
(
ふたば
)
より香ばし」と唱うる「せんだん」はすなわち栴檀でそれは
楝
(
れん
)
の「せんだん」ではない。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
(これこそ、
双葉
(
ふたば
)
の
栴檀
(
せんだん
)
だ)まったく、十八公麿の才能は、群をぬいていた。むしろ、余りにも、ほかの児童と、かけ離れ過ぎているくらいなのである。で児童のうちにも、
嫉妬
(
しっと
)
はある。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
後年世界を驚かした仕事はもうこの時から
双葉
(
ふたば
)
を出し初めていたのである。
アインシュタイン
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
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/
柳田国男
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地名の研究
(新字新仮名)
/
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