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嫩
ふりがな文庫
“嫩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わか
58.3%
ふたば
20.8%
やわら
12.5%
やわ
4.2%
やはら
4.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わか
(逆引き)
そして、お雪や
正太
(
しょうた
)
の細君なぞに比べると、もっとずっと
嫩
(
わか
)
い芽が、
最早
(
もう
)
彼の
周囲
(
まわり
)
に頭を持ち上げて来たことを、めずらしく思った。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
嫩(わか)の例文をもっと
(14作品)
見る
ふたば
(逆引き)
文藝春秋新社は意外にも紳士淑女のたむろするところで、礼節の念は
嫩
(
ふたば
)
より
香
(
かんば
)
しく、かりそめにも筆者に激動を与えるような饒舌をもらさない。
巷談師
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
嫩(ふたば)の例文をもっと
(5作品)
見る
やわら
(逆引き)
気軽
(
きがる
)
な落葉木の若葉も美しいが、重々しい常緑樹の
柄
(
がら
)
にない
嫩
(
やわら
)
かな若葉をつけた処も中々好い。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
嫩(やわら)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
やわ
(逆引き)
其れが
嫩
(
やわ
)
らかな日光に
笑
(
え
)
み、若くは面を吹いて寒からぬ程の
微風
(
びふう
)
にソヨぐ時、或は
夕雲
(
ゆうぐも
)
の
翳
(
かげ
)
に青黒く
黙
(
もだ
)
す時、花何ものぞと云いたい程美しい。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
嫩(やわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
やはら
(逆引き)
マロニエの
木立
(
こだち
)
が一斉に
嫩
(
やはら
)
かい若葉を着けたので、
巴里
(
パリイ
)
の空の
瑠璃
(
るり
)
色の
澄
(
すみ
)
渡つたのに対し全市の空気が明るい緑に一変した。
之
(
これ
)
が欧洲の春なのであらうが僕等には冬から
直
(
す
)
ぐに
初夏
(
はつなつ
)
が来た気がする。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
嫩(やはら)の例文をもっと
(1作品)
見る
嫩
漢検1級
部首:⼥
14画
“嫩”を含む語句
嫩葉
嫩芽
柔嫩
嫩江
嫩枝
嫩軍記
幼嫩
嫩草山
嫩草
嫩芽立
叢嫩芽
一谷嫩軍記
嫩蔓
草嫩
江南柳嫩緑
嫩葉曇
稚嫩
嫩若
嫩緑
嫩紅
...
“嫩”のふりがなが多い著者
中村清太郎
牧野富太郎
本庄陸男
与謝野寛
徳冨蘆花
小島烏水
柳田国男
島崎藤村
三遊亭円朝
泉鏡花