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嫩軍記
ふりがな文庫
“嫩軍記”の読み方と例文
読み方
割合
ふたばぐんき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふたばぐんき
(逆引き)
この時は一番目が
嫩軍記
(
ふたばぐんき
)
、中幕勧進帳、二番目が安達原で、一ノ谷の熊谷は八代目団十郎、敦盛は後に八代目岩井半四郎になった粂三郎、相模は誰であったか今記憶せぬ。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
この時代には幻灯などというものが今日の活動写真のように持て
囃
(
はや
)
されたのである。その一番目は「
嫩軍記
(
ふたばぐんき
)
」で、団十郎の
熊谷
(
くまがい
)
、菊五郎の
敦盛
(
あつもり
)
と
弥陀六
(
みだろく
)
、福助の
相模
(
さがみ
)
という役割であった。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「熊谷の芝居は
嫩軍記
(
ふたばぐんき
)
に限ったものさ、あの物語の、さてもさんぬる……で故人
柏莚様
(
はくえんさま
)
はこういう型をやったね、一二をあらそいぬけがけの……それ鉄扇をこう構えて、平山熊谷討取れと……」
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
嫩軍記(ふたばぐんき)の例文をもっと
(3作品)
見る
嫩
漢検1級
部首:⼥
14画
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
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