“嫩蔓”の読み方と例文
読み方割合
わかづる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このわずかな緑の嫩蔓わかづるに慰められてである。次の日から朝起きても、すぐそこを仰いだ。ほんの朝の一刻いっときであるがうすい日光が射すといよいよ美しい。そして蔓はかならず、一、二寸ずつ伸びている。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)