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わかづる
ふりがな文庫
“わかづる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
若鶴
50.0%
嫩蔓
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若鶴
(逆引き)
歌麿の
脳裡
(
のうり
)
からは、亀吉の影は
疾
(
と
)
うに消し飛んで、十年前に、ふとしたことから
馴染
(
なじみ
)
になったのを縁に、
錦絵
(
にしきえ
)
にまで描いて売り出した、どぶ裏の
局女郎
(
つぼねじょろう
)
茗荷屋
(
みょうがや
)
若鶴
(
わかづる
)
の
歌麿懺悔:江戸名人伝
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
それはゆうべ会った
陰女
(
やまねこ
)
のお近と寸分も違わない、
茗荷屋
(
みょうがや
)
若鶴
(
わかづる
)
の姿だった。
歌麿懺悔:江戸名人伝
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
わかづる(若鶴)の例文をもっと
(1作品)
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嫩蔓
(逆引き)
このわずかな緑の
嫩蔓
(
わかづる
)
に慰められてである。次の日から朝起きても、すぐそこを仰いだ。ほんの朝の
一刻
(
いっとき
)
であるがうすい日光が射すといよいよ美しい。そして蔓はかならず、一、二寸ずつ伸びている。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わかづる(嫩蔓)の例文をもっと
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