“茗荷屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みょうがや75.0%
みやうがや12.5%
めうがや12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この時根津ねづ茗荷屋みょうがやという旅店りょてんがあった。その主人稲垣清蔵いながきせいぞう鳥羽とば稲垣家の重臣で、きみいさめてむねさかい、のがれて商人となったのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
取出し源兵衞といふ餠屋や有と繰返くりかへし改めしに茗荷屋みやうがや源兵衞と云があり是は近頃遠國ゑんごくより歸し人ときゝ及ぶさだめてこれならんと寶澤にも是由を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
茗荷屋めうがやと云ふのが客でふさがつてたので、玉屋と云ふのにあがつた。車は七十錢取つた。宿は一泊貳圓で中等のところだ。
塩原日記 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)