“諌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いさ77.8%
いさめ16.7%
いまし5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを温和に過ぐる性質の安はいさめようともしないので、五百は姉を訪うてこの様子を見る度にもどかしく思ったが為方しかたがなかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
桀紂けっちゅうでも、ネロでも、昔から暴君に馬鹿はなく、その非を遂げ、いさめを退けるところに、暴君の暴君たる特質があるのです。
岡崎十次郎、と通り世間並のいましめはしましたが、そんな生温なまぬるいことで、諦める忠弘では無かったのです。