“桀紂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けっちゅう88.9%
けつちう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔シラキュース王ディオニシウス(Dionysius)は、桀紂けっちゅうにも比すべき暴君であったが、彼は盛んに峻法を設けて人民を苦しめた。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
桀紂けっちゅうでも、ネロでも、昔から暴君に馬鹿はなく、その非を遂げ、いさめを退けるところに、暴君の暴君たる特質があるのです。
桀紂けつちうが再誕うたがひなし、其因果そのいんが幾程もなかるべきぞと、悪口せしが、づた/\に成てみえにけり
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)