“桀”の読み方と例文
読み方割合
けつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けつ王にいたって無道であったため、いんとう王がこれを伐ち、天命をうけて天子となったが、その時、湯王は天帝に告げていわれた。
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
なに、けつげうに吠ゆだと——此奴こいつ生意気をかす、俺を桀のだとは失敬極まる——、此奴こやつめ、ワンワン/\/\
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
これを治道にたとうれば、なお聖王の後、けつちゅうを出すがごとし。それ邦の王を立つる、民を保するがためなり。しかして桀・紂のさかしまあり。人の教を立つるは世を救うゆえんなり。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)