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切諌
ふりがな文庫
“切諌”の読み方と例文
読み方
割合
せつかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せつかん
(逆引き)
と、
阿父
(
おとう
)
さんが晃兄さんを
切諌
(
せつかん
)
なさる時の
恐
(
こは
)
い顔が目に
浮
(
うか
)
んだので、此の縄を
切
(
き
)
つては成らぬと気が附いた。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
そして其計畫を止めてしまへと
切諌
(
せつかん
)
をした。女は、「それはまだ考へなけりやならないことです」と云はうとしたが、それが女の自負心を傷けるやうにも思はれた。
計画
(旧字旧仮名)
/
平出修
(著)
貢さんは一目見て
駭
(
おどろ
)
いたが、
従来
(
これまで
)
庭の柿の樹や
納屋
(
なや
)
の中に兄の
縛
(
しば
)
られて
切諌
(
せつかん
)
を受けるのを度々見て居るので、こんな処へ
伴
(
つ
)
れて
入
(
はい
)
つて縛つて置いたのは阿父さんの
所作
(
しわざ
)
だと思つた。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
切諌(せつかん)の例文をもっと
(2作品)
見る
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
諌
漢検準1級
部首:⾔
15画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通
“切諌”のふりがなが多い著者
平出修
与謝野寛