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茗荷畑
ふりがな文庫
“茗荷畑”の読み方と例文
読み方
割合
みょうがばたけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みょうがばたけ
(逆引き)
と思うとその姿は、目白の台へ急いで
鶉
(
うずら
)
ヶ岡の二本松——夏ならば
茗荷畑
(
みょうがばたけ
)
、秋ならば虫や
鶉
(
うずら
)
の音も聞かれそうな、畑と草原の間に行きつ戻りつしている。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
向って、たらたらと
上
(
あが
)
る坂を、可なり
引込
(
ひっこ
)
んで、どっしりした
茅
(
かや
)
の山門が見えます。一方はその藪畳みで、一方は、ぐっと
崖
(
がけ
)
に
窪
(
くぼ
)
んで、じとじとした一面の
茗荷畑
(
みょうがばたけ
)
。
水溜
(
みずたまり
)
には
杜若
(
かきつばた
)
が咲いていました。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
七十石に足らない
糊扶持
(
のりぶち
)
のうちから、わずかずつを
割
(
さ
)
いて、付近の
茗荷畑
(
みょうがばたけ
)
を買って家作を建てたり、藩士の内職の
才取
(
さいとり
)
をしたり、小金を貸したりして、営々と理財につとめ、とにかく
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
茗荷畑(みょうがばたけ)の例文をもっと
(3作品)
見る
茗
漢検1級
部首:⾋
9画
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
畑
常用漢字
小3
部首:⽥
9画
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