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脳裡
ふりがな文庫
“脳裡”のいろいろな読み方と例文
旧字:
腦裡
読み方
割合
のうり
84.8%
あたま
10.6%
なうり
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のうり
(逆引き)
「礼に来てはならん。」という侍の言葉が
脳裡
(
のうり
)
に刻まれているので、伝二郎はおっかなびっくりで裏口から哀れな声で訪れてみた。
釘抜藤吉捕物覚書:07 怪談抜地獄
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
脳裡(のうり)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あたま
(逆引き)
善とか悪とか云ふ事も全く
脳裡
(
あたま
)
から消えて了つて、渠はそれからそれと静かに考へを廻らして居たが、第一に多少の思慮を費したのは
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
脳裡(あたま)の例文をもっと
(7作品)
見る
なうり
(逆引き)
あの言葉は、忘れ去つてゐた古傷に、さはられたやうな痛さである。赤羽の工兵隊に召集されて、
南京
(
ナンキン
)
攻略に行つた時の、あの
憂欝
(
いううつ
)
な戦争が、
脳裡
(
なうり
)
をかすめた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
脳裡(なうり)の例文をもっと
(3作品)
見る
“脳裡”の意味
《名詞》
脳 裡 (のうり)
頭の中。
(出典:Wiktionary)
脳
常用漢字
小6
部首:⾁
11画
裡
漢検準1級
部首:⾐
12画
“脳”で始まる語句
脳
脳漿
脳髄
脳溢血
脳裏
脳震盪
脳味噌
脳天
脳貧血
脳膜
“脳裡”のふりがなが多い著者
松本泰
ロマン・ロラン
ギ・ド・モーパッサン
谷崎潤一郎
林不忘
石原純
アントン・チェーホフ
吉川英治
ニコライ・ゴーゴリ
甲賀三郎