“脳貧血”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のうひんけつ75.0%
セリブラル・アニーミア12.5%
ヒルンアネミー12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脳貧血のうひんけつを起した伝吉のやっと穴の外へい出した時には、もうただ芽をふいた桑の根がたに伝三の死骸しがいのあるばかりだった。
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
一分たったのか二分過ぎたのかを記憶せぬ。が、気分は段々に直ってきた。軽いうずきを頭のしんに覚えて、いつか脳貧血セリブラル・アニーミアを起した時のように、てのひらがネットリと汗ばんでいる。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「……エヘン……これは大丈夫助かります。大急ぎで手当をすればね。脳貧血ヒルンアネミーと、脳震盪ゲヒルンエルシュテルンシが同時に来ているだけなんですから……」
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)