“脳震盪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のうしんとう94.1%
ゲヒルンエルシュテルンシ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死因は後頭部の打撲傷に依る脳震盪のうしんとうで、御覧の通り傷口は、脊髄に垂直に横に細く開いた挫傷で、少量の出血をしております。
気狂い機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
たとえ、ガソリンに火がつかなくとも、人間は脳震盪のうしんとうかなんかを起して、死んでしまうはずです。生ているなんてことは、考えられませんなあ
火星兵団 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「……エヘン……これは大丈夫助かります。大急ぎで手当をすればね。脳貧血ヒルンアネミーと、脳震盪ゲヒルンエルシュテルンシが同時に来ているだけなんですから……」
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)