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震盪
ふりがな文庫
“震盪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しんとう
83.3%
しんたう
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんとう
(逆引き)
金盥の中の水は
後
(
あと
)
から押されるのと、上から打たれるのとの両方で、静かなうちに微細な
震盪
(
しんとう
)
を感ずるもののごとくに揺れた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
藤堂駿平が面白い小説をかくようにという、それにたいして返答に困った伸子のこころはソヴェトの未知の生活のなかで、どんなに
震盪
(
しんとう
)
され、動いてゆくのだろう。
二つの庭
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
震盪(しんとう)の例文をもっと
(10作品)
見る
しんたう
(逆引き)
地震
(
ぢしん
)
が
如何
(
いか
)
なる
有樣
(
ありさま
)
に
於
(
おい
)
て
家屋
(
かをく
)
を
震盪
(
しんたう
)
し、
潰倒
(
くわいたう
)
するかを
觀察
(
くわんさつ
)
し
破壞
(
はくわい
)
した
家屋
(
かおく
)
についてその
禍根
(
くわこん
)
を
闡明
(
せんめゐ
)
するの
科學的知識
(
くわがくてきちしき
)
がなければ、これに
對
(
たい
)
する
防備的考察
(
ばうびてきかうさつ
)
は
浮
(
う
)
かばない。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
新
(
あた
)
らしく
世帶
(
しよたい
)
を
有
(
も
)
つて、
新
(
あた
)
らしい
仕事
(
しごと
)
を
始
(
はじ
)
める
人
(
ひと
)
に、あり
勝
(
が
)
ちな
急忙
(
せは
)
しなさと、
自分達
(
じぶんたち
)
を
包
(
つゝ
)
む
大都
(
たいと
)
の
空氣
(
くうき
)
の、
日夜
(
にちや
)
劇
(
はげ
)
しく
震盪
(
しんたう
)
する
刺戟
(
しげき
)
とに
驅
(
か
)
られて、
何事
(
なにごと
)
をも
凝
(
じつ
)
と
考
(
かんが
)
へる
閑
(
ひま
)
もなく
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
震盪(しんたう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“震盪”の意味
《名詞》
震 盪(しんとう)
激しく振り動かすこと。
(出典:Wiktionary)
震
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
盪
漢検1級
部首:⽫
17画
“震”で始まる語句
震
震駭
震撼
震動
震災
震旦
震慄
震怒
震憾
震声
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脳震盪
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伊東忠太
ヴィクトル・ユゴー
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
夏目漱石
三木清
宮本百合子