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震憾
ふりがな文庫
“震憾”の読み方と例文
読み方
割合
しんかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんかん
(逆引き)
ここに、グリゴリイが以前からいだいていたある不愉快なけがらわしい疑惑を、徹底的に裏書きして、彼の心を
震憾
(
しんかん
)
させた特別の事情があったのである。
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
ときいた忠相のあたまに、電光のようにひらめいたのは、当時府内を
震憾
(
しんかん
)
させている逆けさがけの辻斬り、その
下手人
(
げしゅにん
)
も左剣でなければならない一事だった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
いくら武術を好み乗馬に巧みだからと云つて、国全体を
震憾
(
しんかん
)
させるやうな荒競技に……それにまた達するやうな猛練習など第一生理的耐持力もありやう
筈
(
はず
)
は無い。
秋の夜がたり
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
震憾(しんかん)の例文をもっと
(5作品)
見る
震
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
憾
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“震”で始まる語句
震
震駭
震撼
震動
震災
震旦
震盪
震慄
震怒
震声
“震憾”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
林不忘
有島武郎
神西清
岡本かの子