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脳裏
ふりがな文庫
“脳裏”の読み方と例文
旧字:
腦裏
読み方
割合
のうり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のうり
(逆引き)
もし彼の
脳裏
(
のうり
)
に一点の趣味を
貼
(
ちょう
)
し得たならば、彼は
之
(
ゆ
)
く所に同化して、
行屎走尿
(
こうしそうにょう
)
の際にも、完全たる芸術家として存在し得るだろう。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
暗闇のなかにある自分の姿が、あまりにありありと
脳裏
(
のうり
)
に描きだされる。武士と見えたならば、腰にある刀のおかげでしかなかろう。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
だから妾は、幼い日の故郷の印象を
脳裏
(
のうり
)
にかすかに刻んでいるだけで、あの夢幻的な舞台がこの日本国中のどこにあるのやら知らないのであった。
三人の双生児
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
脳裏(のうり)の例文をもっと
(19作品)
見る
“脳裏”の意味
《名詞》
頭の中。
(出典:Wiktionary)
脳
常用漢字
小6
部首:⾁
11画
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
“脳”で始まる語句
脳裡
脳
脳漿
脳髄
脳溢血
脳震盪
脳味噌
脳天
脳貧血
脳膜
“脳裏”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
本庄陸男
夏目漱石
林不忘
海野十三
伊藤左千夫
吉川英治