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行屎走尿
ふりがな文庫
“行屎走尿”の読み方と例文
読み方
割合
こうしそうにょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうしそうにょう
(逆引き)
もし彼の
脳裏
(
のうり
)
に一点の趣味を
貼
(
ちょう
)
し得たならば、彼は
之
(
ゆ
)
く所に同化して、
行屎走尿
(
こうしそうにょう
)
の際にも、完全たる芸術家として存在し得るだろう。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
すると
渾身
(
こんしん
)
全国
悉
(
ことごと
)
く其事件になり切って
仕舞
(
しま
)
う。普通の人間の様に
行屎走尿
(
こうしそうにょう
)
の用は足して居るが、用を足して居るか、居らぬか気が付かぬ位に
逆上
(
のぼ
)
せて仕舞う。
先達
(
せんだっ
)
て友人が来てこんな話をした。
高浜虚子著『鶏頭』序
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
所が其長時間のうち誰一人として口を
利
(
き
)
いたものがない又誰一人として握り飯一つ食ったものがないとの事である。こうなると
行屎走尿
(
こうしそうにょう
)
すら便じなくなる。余裕のない極端になる。大いに触れてくる。
高浜虚子著『鶏頭』序
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
行屎走尿(こうしそうにょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
屎
漢検1級
部首:⼫
9画
走
常用漢字
小2
部首:⾛
7画
尿
常用漢字
中学
部首:⼫
7画
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