“屎尿”の読み方と例文
読み方割合
しにょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「道」は螻蟻ろうぎにもある。稊稗ていはいにもある。瓦甓がへきにもある。屎尿しにょうにもある。と仕舞いにはごろりと身を横たえて俺は斯して居ても「無為自然の道」を歩いて居るのだと申すようなわけで御座います」
荘子 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
屎尿しにょうが沢山ある道の傍にいどがあってその井から水を汲み出して呑むというのですから、随分衛生上にはこれほど悪い事はあるまいかと思われるけれども、しかしそれ程衛生には害になって居らない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)