“芯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しん99.3%
じん0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「たびたび御苦労様で——、二階から今日はよく富士が見えます。邪魔な竹のしんを止めて、よく眺めのきくようにしました。どうぞ」
「おらあもういっそく(百)四五十もあげたぜ、そろそろひきあげて一杯やるとしようや、おらあもう躯のしんまで冷えきっちまった」
風流太平記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
やがて純次は、清逸の使いふるしの抽出ひきだしも何もない机の前に坐った。机の上には三分じんのラムプがホヤの片側を真黒にくすぶらして暗く灯っていた。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)