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やはら
ふりがな文庫
“やはら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヤハラ
語句
割合
柔
48.2%
和
25.5%
軟
10.9%
柔術
10.9%
柔軟
2.7%
嫩
0.9%
谷原
0.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柔
(逆引き)
咽喉
(
のど
)
から流れるままに口の中で
低唱
(
ていしやう
)
したのであるが、
其
(
そ
)
れによつて
長吉
(
ちやうきち
)
は
已
(
や
)
みがたい心の苦痛が
幾分
(
いくぶん
)
か
柔
(
やはら
)
げられるやうな
心持
(
こゝろもち
)
がした。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
やはら(柔)の例文をもっと
(50作品+)
見る
和
(逆引き)
宮は
危
(
あやぶ
)
みつつ彼の顔色を
候
(
うかが
)
ひぬ。常の如く戯るるなるべし。その
面
(
おもて
)
は
和
(
やはら
)
ぎて一点の怒気だにあらず、
寧
(
むし
)
ろ
唇頭
(
くちもと
)
には笑を包めるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
やはら(和)の例文をもっと
(28作品)
見る
軟
(逆引き)
「うむ、一
緒
(
しよ
)
にしてくろ」とおつたは
軟
(
やはら
)
かにいつた。
勘次
(
かんじ
)
は
二
(
ふた
)
つを
等半
(
とうはん
)
に
交
(
ま
)
ぜてそれから
又
(
また
)
大
(
おほ
)
きな
南瓜
(
たうなす
)
を
三
(
み
)
つばかり
土間
(
どま
)
へ
竝
(
なら
)
べた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
やはら(軟)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
柔術
(逆引き)
文章を書くと
云
(
い
)
ふよりは
柔術
(
やはら
)
を取りさうな
恰好
(
かつかう
)
で、
其頃
(
そのころ
)
は
水蔭亭主人
(
すゐいんていしゆじん
)
と
名宣
(
なの
)
つて
居
(
ゐ
)
ました
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
やはら(柔術)の例文をもっと
(12作品)
見る
柔軟
(逆引き)
五月が過ぎ、六月が来て私らの皮膚に
柔軟
(
やはら
)
かなネルのにほひがやや熱く感じられるころとなれば、
西洋料理店
(
レストラント
)
の白いテエブルクロスの上にも紫の釣鐘草と苦い
珈琲
(
コーヒー
)
の時季が来る。
桐の花とカステラ
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
やはら(柔軟)の例文をもっと
(3作品)
見る
嫩
(逆引き)
マロニエの
木立
(
こだち
)
が一斉に
嫩
(
やはら
)
かい若葉を着けたので、
巴里
(
パリイ
)
の空の
瑠璃
(
るり
)
色の
澄
(
すみ
)
渡つたのに対し全市の空気が明るい緑に一変した。
之
(
これ
)
が欧洲の春なのであらうが僕等には冬から
直
(
す
)
ぐに
初夏
(
はつなつ
)
が来た気がする。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
やはら(嫩)の例文をもっと
(1作品)
見る
谷原
(逆引き)
関東で
谷地
(
やち
)
という多くの村里は多分阿原と同類の地名である。東京の近くでは北豊島郡
石神井
(
しゃくじい
)
村大字
谷原
(
やはら
)
、新高野山があるために人がよく知っている。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
やはら(谷原)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
やわら
やわらか
やわ
やはらか
やは
しな
やさ
おとな
なごや
なご