“やわらか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
54.1%
33.3%
柔軟6.3%
1.8%
0.9%
柔和0.9%
柔嫩0.9%
軟耎0.9%
0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御骨は、沼の縁にな泥の中にありましたって、どこも不足しないで、手足も頭もって、膝をめるようにしていたんだそうです。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
水がに綺麗で、が優しく、瀬も荒れないというので、——昔の人の心であろう——名の上へ女をつけて呼んだ川には、不思議である。
絵本の春 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
イギリス旦那の「文明履物」のようなチョコレート色の皮膚と、象牙の眼と、蝋引きの歯、護謨細工のように柔軟な弾力に富む彼女らの yoni とは
ヤトラカン・サミ博士の椅子 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
あのしなやかなる黒髪引詰に結うて、見えたるぼろ畳の上に、香露細軟身体いもせず、なよやかにおとなしくりてる事か、人情なしの七蔵め
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
女はに随ひて貞信に情ふかく静なるをとす。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
と云いながら、雲は無いがなんとなく不透明な白みを持っている柔和な青い色のを、じーっとめた。
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そして、深い溜息を吐いた。常識と同情とに富んだこの青年の柔嫩な眼は自然と涙をえた。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
もし我が父の知ることもやと例の密室に至りてこのを述べけるに、そは難渋きことにあらず、軟耎にしてきものを蛇に近づけてそのぐを雄と知り、静かなるを雌と知るべしと教へければ
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
一 嫉妬の心努〻すべからず。男婬乱なればべし。べからず。甚しければ其気色言葉も恐敷して、却て夫にれ見限らるゝ物なり。若し夫不義あらば我色をらげ声をにして諫べし。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)