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輭
ふりがな文庫
“輭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しな
40.0%
やわらか
40.0%
やわら
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しな
(逆引き)
お絹はそういうときの癖で、踊りの型のように、両手を
袖口
(
そでぐち
)
へ入れて組んでいたが、足取りにもどこかそういった
輭
(
しな
)
やかさがあった。
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
輭(しな)の例文をもっと
(2作品)
見る
やわらか
(逆引き)
今迄薄暗かった空はほのぼのと
白
(
しら
)
みかかって、
輭
(
やわらか
)
い
羽毛
(
はね
)
を散らしたような雲が一杯に棚引き、灰色の
暗霧
(
もや
)
は空へ空へと晴て行く。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
輭(やわらか)の例文をもっと
(2作品)
見る
やわら
(逆引き)
一本のマングローブの下で、果ものを主食の
朝餐
(
ちょうさん
)
が進行した。レモンの汁をかけたパパイヤの果肉は、乳の香がやや
酸㾱
(
さんぱい
)
した
孩児
(
あかご
)
の
頬
(
ほお
)
に触れるような、
輭
(
やわら
)
かさと
匂
(
にお
)
いがあった。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
輭(やわら)の例文をもっと
(1作品)
見る
輭
部首:⾞
16画
“輭”を含む語句
柔輭
輭弱
柔輭心
質直意柔輭
輭優
“輭”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
徳田秋声
幸田露伴
岡本かの子