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輭
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しな
ふりがな文庫
“
輭
(
しな
)” の例文
お絹はそういうときの癖で、踊りの型のように、両手を
袖口
(
そでぐち
)
へ入れて組んでいたが、足取りにもどこかそういった
輭
(
しな
)
やかさがあった。
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
外は漸くぽかぽかする風に、軽く砂がたって、いつの間にか芽ぐんで来た
柳条
(
やなぎのえだ
)
が、たおやかに
輭
(
しな
)
っていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
輭
部首:⾞
16画
“輭”を含む語句
柔輭
輭弱
柔輭心
質直意柔輭
輭優