しな)” の例文
お絹はそういうときの癖で、踊りの型のように、両手を袖口そでぐちへ入れて組んでいたが、足取りにもどこかそういったしなやかさがあった。
挿話 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
外は漸くぽかぽかする風に、軽く砂がたって、いつの間にか芽ぐんで来た柳条やなぎのえだが、たおやかにしなっていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)