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璧
ふりがな文庫
“璧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たま
85.0%
へき
15.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たま
(逆引き)
モウ
連城
(
れんじょう
)
の
璧
(
たま
)
を手に握ったようなもので、
夫
(
そ
)
れから原書は大事にしてあるから
如何
(
どう
)
にも
気遣
(
きづかい
)
はない。しらばくれて
奥平壹岐
(
おくだいらいき
)
の家に行て
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
一五
家に久しき
男
(
をのこ
)
に
一六
黄金
(
わうごん
)
一枚かくし持ちたるものあるを聞きつけて、ちかく召していふ。
一七
崑山
(
こんざん
)
の
璧
(
たま
)
もみだれたる世には
瓦礫
(
ぐわれき
)
にひとし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
璧(たま)の例文をもっと
(17作品)
見る
へき
(逆引き)
ある
墓
(
はか
)
の
中
(
なか
)
からは、
木棺内
(
もくかんない
)
の
死體
(
したい
)
の
胸
(
むね
)
のあたりに、
圓
(
まる
)
い
玉
(
ぎよく
)
で
作
(
つく
)
つた
璧
(
へき
)
といふものや、
口
(
くち
)
の
邊
(
へん
)
からは
蝉
(
せみ
)
の
形
(
かたち
)
をした
玉
(
ぎよく
)
の
飾
(
かざ
)
りなどが
出
(
で
)
て
來
(
き
)
ました。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
今の歐羅巴の美術は大抵沒理想派の
賜
(
たまもの
)
なり。沒理想派の賜をばわれ受けて、沒理想派の論をばわれ斥く。されば
璧
(
へき
)
を留めて
櫃
(
き
)
を
還
(
かへ
)
すを我山房の
謀
(
はかりごと
)
とするなり。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
璧(へき)の例文をもっと
(3作品)
見る
“璧”の解説
璧(へき)は、古代中国で祭祀用あるいは威信財として使われた玉器。
多くは軟玉から作られた。形状は円盤状で、中心に円孔を持つ。表面に彫刻が施される場合もある。
(出典:Wikipedia)
璧
常用漢字
中学
部首:⽟
18画
“璧”を含む語句
双璧
白璧
完璧
全璧
趙璧
連璧
二教合璧論
連珠合璧
返璧
璧隣
璧州
璧人
玉璧
洪璧
尺璧
完璧々々
宋鄭景璧
君璧
合璧事類
“璧”のふりがなが多い著者
浜田青陵
蒲 松齢
幸田露伴
中島敦
福沢諭吉
南方熊楠
三遊亭円朝
森鴎外
夏目漱石
泉鏡花