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葛布
ふりがな文庫
“葛布”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くずふ
63.6%
くずぬの
18.2%
かたびら
9.1%
くず
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くずふ
(逆引き)
甲斐は好きな
藍染
(
あいぞめ
)
の木綿の
単衣
(
ひとえ
)
に、白
葛布
(
くずふ
)
の
袴
(
はかま
)
をはき、短刀だけ差して、邸内の隠居所にいる母のところへ、挨拶にいった。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
葛布(くずふ)の例文をもっと
(7作品)
見る
くずぬの
(逆引き)
小机のまえに、
葛布
(
くずぬの
)
の
単衣
(
ひとえ
)
をはだけて、へそもあらわにすわりこみ、往来の旅人や、
界隈
(
かいわい
)
の
雑人
(
ぞうにん
)
たちをつかまえては
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
葛布(くずぬの)の例文をもっと
(2作品)
見る
かたびら
(逆引き)
貯えて置いても入用がないから、その金で
葛布
(
かたびら
)
を買って、すぐ都へいくなら、すこしはもうけがあるだろう。
王成
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
葛布(かたびら)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
くず
(逆引き)
葛布
(
くず
)
の
小袴
(
こばかま
)
に、
縹色
(
はなだいろ
)
の
小直垂
(
こひたたれ
)
、道中用の野太刀
一腰
(
ひとこし
)
、次の間においているだけだった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
葛布(くず)の例文をもっと
(1作品)
見る
“葛布”の解説
葛布(くずふ、くずぬの、かっぷ)とは、葛の繊維を紡いだ糸からつくられる織物である。
(出典:Wikipedia)
葛
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“葛”で始まる語句
葛籠
葛
葛藤
葛西
葛城
葛飾
葛湯
葛餅
葛根湯
葛野
“葛布”のふりがなが多い著者
蒲 松齢
中島敦
柳宗悦
吉川英治
山本周五郎
柳田国男