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かたびら
ふりがな文庫
“かたびら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
帷子
93.7%
帷衣
1.6%
上布
0.8%
帷
0.8%
帷巾
0.8%
維子
0.8%
葛布
0.8%
葛衣
0.8%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帷子
(逆引き)
いずれも水色の揃いの
帷子
(
かたびら
)
に、しん無しの大幅帯をしどけなく結び、小枕なしの大島田を、一筋の後れ毛もなく結い立てています。
茶屋知らず物語
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
かたびら(帷子)の例文をもっと
(50作品+)
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帷衣
(逆引き)
峻厳
(
しゅんげん
)
な容態をくずさないが、晩飯の後など
帷衣
(
かたびら
)
一重
(
ひとえ
)
になって、
宿直
(
とのい
)
の者たちの世間ばなしでも聞こうとする時は、自分も
寛
(
くつろ
)
ぎたいし、人をも寛がせたいのであった。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かたびら(帷衣)の例文をもっと
(2作品)
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上布
(逆引き)
召物
(
めしもの
)
は白い
上布
(
かたびら
)
であらい
絣
(
がすり
)
がありました。
大塚楠緒子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
かたびら(上布)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
帷
(逆引き)
しからざれば一壺の酒
一緡
(
いちびん
)
の青蚨をもって土産として、ある時は三条西家の青侍等の衣服にとて
帷
(
かたびら
)
三を贈ったこともあった。
東山時代における一縉紳の生活
(新字新仮名)
/
原勝郎
(著)
かたびら(帷)の例文をもっと
(1作品)
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帷巾
(逆引き)
さらば最期とかねての用意、女肌には
緋
(
ひ
)
の
帷巾
(
かたびら
)
に、上は
単衣
(
ひとえ
)
の
藍紺縞
(
あいこんじま
)
よ、
当世
(
とうせ
)
はやりの……
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かたびら(帷巾)の例文をもっと
(1作品)
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維子
(逆引き)
彼女が
麦藁帽
(
むぎわらぼう
)
をかぶって、
黄麻
(
こうま
)
の大がすりの
維子
(
かたびら
)
を着て、浅黄ちりめんの
兵児帯
(
へこおび
)
をしめて、片腕ブラリとさせて
俥夫
(
しゃふ
)
の松さんに連れられて百々瀬へ行く姿を、あたしは町の角で
旧聞日本橋:04 源泉小学校
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
かたびら(維子)の例文をもっと
(1作品)
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葛布
(逆引き)
貯えて置いても入用がないから、その金で
葛布
(
かたびら
)
を買って、すぐ都へいくなら、すこしはもうけがあるだろう。
王成
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
かたびら(葛布)の例文をもっと
(1作品)
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葛衣
(逆引き)
寒い時には
裘
(
かわごろも
)
を一枚着、暑い時には
葛衣
(
かたびら
)
を一枚着、そして、朝と晩には、粥をいっぱいずつ食べて、初めからすこしも物を無駄にはいたしませんが、それでも
平生
(
いつも
)
困っております
富貴発跡司志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
かたびら(葛衣)の例文をもっと
(1作品)
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