“じやうふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上布50.0%
情夫25.0%
情婦25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「やあ、此方こつちへ」と席を勧めたのが代助にはやうやうであつた。誠吾は席にくや否や、扇子を出して、上布じやうふえりひらく様に、かぜを送つた。此暑さに脂肪しぼうけて苦しいと見えて、荒い息遣いきづかひをした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
例へば Shahriyar 王のきさきが黒人の男を情夫じやうふにするくだりの註を見ると、亜剌比亜アラビアの女が好んで黒人の男子を迎へるのはほかではない。亜剌比亜人の penis は欧羅巴ヨオロツパ人のよりも短い。
情婦じやうふであつたおはるいへ手飼てがひねこがあつたから、そでたもとに、ねこからところは、るやうるやうに饒舌しやべつて
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)