“手飼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てがい66.7%
てが26.7%
てがひ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さればです。……これはまだ世間に洩れておりませんが、例の手飼てがい乱波らっぱ、渡辺天蔵の早耳ですから、おそらく信をおいてよいかと思いますが」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
盛遠の追捕も、後日の詮議せんぎとして、ほどほどに、ひとまず、止めさせては、どうか。凶相の馬を、渡に手飼てがわせたるは、忠盛の罪と申すが、ゆるしたのは、ちんであった。
情婦じやうふであつたおはるいへ手飼てがひねこがあつたから、そでたもとに、ねこからところは、るやうるやうに饒舌しやべつて
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)