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手飼
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てが
ふりがな文庫
“
手飼
(
てが
)” の例文
盛遠の追捕も、後日の
詮議
(
せんぎ
)
として、ほどほどに、ひとまず、止めさせては、どうか。凶相の馬を、渡に
手飼
(
てが
)
わせたるは、忠盛の罪と申すが、ゆるしたのは、
朕
(
ちん
)
であった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
姓は
俵
(
たわら
)
、名は一八郎、三十四、五の男
盛
(
ざか
)
り、九条村の
閑宅
(
かんたく
)
にこもって以来、鳩使いとなりすまし、京の
比叡
(
ひえい
)
、
飾磨
(
しかま
)
の浜、遠くは丹波あたりまで出かけて、
手飼
(
てが
)
いの鳩を放して自在に馴らしている。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また
伊那丸
(
いなまる
)
も、それをとがめるどころではなく、自分の
手飼
(
てが
)
いの者が
神庭
(
しんてい
)
をけがしたのであるから、
主
(
しゅ
)
たる自分の
謹慎
(
きんしん
)
するのはとうぜんであって、まだ二十一日にみたないうちにゆるしを
賜
(
たも
)
うのは
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『さすがに千坂兵部、よい
手飼
(
てが
)
いの者がある』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
飼
常用漢字
小5
部首:⾷
13画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭