“神庭”の読み方と例文
読み方割合
しんてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神のおなわをあずかって、神庭しんてい狼藉者ろうぜきもの捕縛ほばくする使いである。理非りひはともあれ、御岳みたけおきてを見るなかれ」のちかいをやぶった忍剣にたいして、とうぜん、そのご神縄しんじょうがくだったのである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また伊那丸いなまるも、それをとがめるどころではなく、自分の手飼てがいの者が神庭しんていをけがしたのであるから、しゅたる自分の謹慎きんしんするのはとうぜんであって、まだ二十一日にみたないうちにゆるしをたもうのは
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)